【フィギュアスケート】15歳・上薗恋奈が神戸クラブ移籍で新章突入 中野園子コーチ陣と目指す『強さの進化論』
15歳の若きエース・上薗恋奈が神戸クラブに移籍。世界ジュニア銅メダルの実績を胸に、中野園子コーチ陣の下でさらなる飛躍を誓う。坂本花織らトップ選手が集う環境で描く2026ミラノ五輪への軌跡。

次世代エースの新たな挑戦地
2024年世界ジュニア選手権銅メダリスト・上薗恋奈(15)が、名門・神戸クラブへの所属を発表。日本スケート連盟が7月1日に更新した強化選手リストで明らかになった。
「自分に厳しく、自分を鍛える」
新天地での抱負をこう語る上薗選手は、13歳でシニアデビューした2023年全日本選手権において、ベテラン選手を抑えて堂々の4位入賞を果たした経歴を持つ。早熟のタレントが選んだ進化の舞台は、オリンピックメダリスト・坂本花織や世界選手権代表の壷井達也らが所属する国内最高峰のトレーニング環境だ。
神戸クラブが持つ『強豪DNA』
- 指導陣: 中野園子ヘッドコーチ(元五輪代表)による精密な技術指導
- 施設: 最新バイオメカニクス解析を導入した練習環境
- 先輩選手: 坂本花織のスピン技術継承プログラムが存在
- 国際大会: 年間3回の海外合宿で国際感覚を養成
「ジャンプの高さと回転速度を5%向上」させる具体的な数値目標を掲げ、4回転ジャンプ習得に向けた特別メニューが組まれていることが関係者への取材で判明した。
2026ミラノ五輪へのロードマップ
- 2024-25シーズン: グランプリシリーズ参戦
- 2025年: 世界選手権日本代表選考
- 2026年初戦: 四大陸選手権でメダル獲得
- 2026年2月: ミラノ五輪本番
フィギュアスケート専門誌『ICE EXPRESS』の編集部は「神戸移籍でコンポーネント(演技構成点)の飛躍的向上が期待できる。中野コーチ陣が得意とする芸術性の強化が鍵」と分析している。
ファンへのメッセージ
「氷上の瞬間に全てを込めます。新しい挑戦で見せる進化した姿を、ぜひ応援してください」(上薗選手談)
次世代を担う15歳の挑戦は、日本フィギュア界に新たな旋風を巻き起こすか。今季の演技構成には新たなステップシークエンスが追加される予定で、早くも関係者の間で期待が高まっている。