オクラホマシティ・サンダーのディフェンスの要、ルージェンツ・ドートが語る2024-25シーズンの勝利の軌跡
オクラホマシティ・サンダーの守備の要、ルージェンツ・ドートが2024-25シーズンのプレーオフでの勝利の軌跡を振り返る。

サンダーのディフェンスの要、ドートが語る2024-25シーズン
2024-25シーズン、オクラホマシティ・サンダーはリーグベストの68勝14敗でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでは16勝7敗で優勝を果たしました。このシーズン、チームのディフェンスの要として活躍したのがルージェンツ・ドートです。
プレーオフでの苦戦とターニングポイント
サンダーはプレーオフで一度も連敗することなく優勝を果たしましたが、カンファレンス・セミファイナルでデンバー・ナゲッツに1勝2敗、ファイナルでもインディアナ・ペイサーズに1勝2敗と先手を取られました。特に第4戦での勝利がターニングポイントとなりました。
ドートの回想
ドートはESPNの番組『NBA Today』で、ナゲッツとのシリーズについて「ナゲッツは俺たちを少し震えさせた相手だったね。あのチームは(2023年に)優勝したことがある。彼らはその位置まで勝ち進んできたんだ。本当に手強い相手だった」と振り返りました。
また、ファイナル第4戦について「正直に言うと、俺たちはあの試合でちょっと緊張していたんだ。けど自分たちならやり遂げることができると確信していた。とにかく、一丸になって戦わないといけなかった。そこで見事逆転勝利を飾ったんだ」と語りました。
ドートの活躍
ドートはディフェンスでエースストッパー的な役割をこなしつつ、オフェンスでは3ポイントやオフェンシブ・リバウンド、ルーズボール争いなど裏方的な役割を忠実にこなしました。昨季ファイナルではシリーズ平均8.1点、4.6リバウンド、1.6スティール、3ポイント成功率44.7%(平均2.4本成功)をマークしました。
来季への期待
サンダーは来季も優勝候補の筆頭に挙げられています。ドートは昨季オールディフェンシブ1stチーム初選出を飾ったように、守備力が高く評価されています。来季も相手チームを混乱に陥れるディフェンスの先陣を切る選手となって活躍することでしょう。
文●秋山裕之(フリーライター)