中島ひとみが1000分の3秒差の接戦後に結婚を電撃発表!夫婦で世界陸上を目指す決意
日本選手権女子100メートルハードル決勝で中島ひとみが結婚を発表。夫と共に世界陸上を目指す決意を語った。

2025年7月6日、東京世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権(国立競技場)で、女子100メートルハードル決勝が行われました。パリ五輪代表の田中佑美が12秒86で初優勝を飾り、中島ひとみも同タイムでフィニッシュしましたが、わずか0秒003の差で2着となりました。
レース直後、中島は取材ミックスゾーンで突然の“朗報”を発表。「私、結婚しました」と告白し、会場は騒然となりました。結婚相手は男子400メートルハードルに出場していた豊田将樹で、2023年に結婚していたことを明かしました。
中島は「彼のドーピングの件があってなかなか公にできない状況でしたが、彼も復帰戦で日本選手権の決勝に残ったので、いい機会だと思いました」と笑顔で説明。大会前、世界陸上の代表切符を争ううえでナーバスになっていた自分を支えてくれた夫に感謝し、「彼の存在が私の中で本当に大きい」と語りました。
世界陸上の参加標準記録(12秒73)は突破できませんでしたが、「夫婦ともども世界を目指して頑張っていきたい」と話し、二人三脚で歩むことを誓いました。
この試合は自己ベスト12秒台を持つ選手が複数揃うハイレベルの決勝で、ゴール直前まで田中と中島が並ぶ大接戦となりました。電光掲示板の順位が誤表示する異例の事態も発生しましたが、最終的に田中が1位、中島は2位で順位が確定しました。
中島は「悔しい気持ちもあるけれど、次につなげていければ」とコメントし、全力を出した結果に晴れやかな表情を浮かべました。今後の活躍が期待されます。