【陸上】日本選手権最終日:鵜澤飛羽の200m日本人初19秒台挑戦、田中希実の4年連続2冠目指す大激戦
2025年日本選手権最終日、鵜澤飛羽が200mで日本人初の19秒台を目指し、田中希実は1500mで4年連続2冠に挑む。

男子200m決勝
鵜澤飛羽(JAL)が3連覇を目指し、末續慎吾が2003年に記録した日本記録20秒03を破り、日本人初の19秒台突入を目指す。予選では20秒28(+0.9)をマークし、歴史的快走が期待される。決勝は17時55分スタート予定。
女子1500m決勝
田中希実(New Balance)が6連覇と、4年連続となる5000mとの2冠を懸けて出場。前日の予選では4分06秒69で1着通過し、東京世界選手権の参加標準記録を突破済み。優勝すれば5000mに続いて代表に内定する。
女子100mハードル決勝
東京世界選手権代表を懸けた白熱の争いが予想される。準決勝では福部真子(日本建設工業)が12秒75(±0)をマークし、全体トップ。田中佑美(富士通)も12秒80(-0.1)で日本歴代2位タイの自己記録を更新。中島ひとみ(長谷川体育施設)も自己新の12秒84で1、2着を占めた。
男子走幅跳決勝
今季復活気配を漂わせる橋岡優輝(富士通)と、出場すれば110mハードルとの103年ぶり2冠が懸かる泉谷駿介(住友電工)らによるハイレベルの空中戦が期待される。
男子5000m決勝
今季好調の森凪也(Honda)、日本選手権10000m王者・鈴木芽吹(トヨタ自動車)、塩尻和也(富士通)ら豪華メンバーがそろう。
聖地・国立競技場での日本選手権は20年ぶりで、新設されてからは初めて。34年ぶりに東京に戻ってくる世界選手権の代表を懸けた熱戦は、いよいよ最終日を迎える。