新体制スタート!松田岳夫監督が描くC大阪ヤンマーの挑戦~WEリーグ2025-26シーズンへ向けた強化戦略~
WEリーグ・C大阪ヤンマーが松田岳夫新監督体制で新シーズンに挑む。日本代表経験の宝田沙織が海外経験を活かし、指導者と選手が一体となったチーム改革でリーグ上位進出を目指す。

新指揮官が掲げる「個性解放」戦略
WEリーグ2025-26シーズンを控えたC大阪ヤンマーは7月9日、ヨドコウ桜スタジアムにて新体制発表会見を実施。昨季日テレ東京Vを優勝に導いた松田岳夫監督(47)が就任し、「選手の特性を最大限に引き出す『個の強化』が今季のテーマ」と宣言した。
戦術分析
- 3-4-3システム導入:前線からの積極的なプレス戦術
- データ活用:GPSトラッカーによる運動量管理の徹底
- 若手育成:U-18チームとの連携強化プログラム
国際派ストライカー復帰
2019年W杯・東京五輪代表の宝田沙織(25)がイングランド女子スーパーリーグ・レスターから復帰。「欧州で学んだ『判断の早さ』をチームに浸透させたい」と意欲。昨季6ゴールの実績をさらに更新するべく、新戦術下での役割拡大が期待される。
2025シーズン目標
- リーグ順位:トップ4入り(前季7位)
- 平均観客動員数:5,000人突破
- 若手選手登用:3名以上のU-21選手出場
スタジアム改革
- サポーター交流ゾーン新設
- ナイトゲーム用LED照明システム導入
- ユニフォームリニューアル(8月1日発表予定)
松田監督は会見で「選手の可能性を開花させる環境づくりが重要。勝利だけでなく、エキサイティングな試合でファンを魅了したい」と熱弁。新たな戦略のもと、関西の女子サッカー界をけん引する存在となるか注目が集まる。