比嘉大吾の引退覚悟の一戦!WBA世界バンタム級タイトルマッチで7年3か月ぶりの王座返り咲きを目指す
比嘉大吾がWBA世界バンタム級タイトルマッチで7年3か月ぶりの王座返り咲きを目指す。引退を覚悟した男の熱き戦いを紹介。

比嘉大吾の決意
2025年7月30日、横浜BUNTAIにてWBA世界バンタム級タイトルマッチが開催される。比嘉大吾(志成)は同級王者アントニオ・バルガス(米国)と激突し、7年3か月ぶりの王座返り咲きを目指す。比嘉は「負けたらそのまま引退会見します」と強い覚悟を語っている。
過去の戦績
比嘉は29歳で21勝(19KO)3敗2分けの戦績を誇る。昨年9月にWBO同級王者・武居由樹に挑み、判定負け。今年2月にはWBA同級王者の堤聖也に挑戦し、激闘の末に引き分けた。3度目のチャンスを掴んだ比嘉は「良い練習ができた。あとはやるだけ」と表情を引き締めている。
試合の展望
比嘉は「お互い近い距離で打ち合うので、そこを楽しんで良いボクシングをしたい」と試合の展開を描き、「フィニッシュブローは分からないですけど、どっちかが当てて、どっちかが倒れる」と激闘を予想している。
バルガスの自信
対するバルガスは「自分は様々なボクシングスタイルがあるのが持ち味で、そこからどのように決めていくのか、という戦いになる。相手のスタイルを見て適応していく」と自信をのぞかせた。
王座返り咲きの意義
比嘉がバルガスに勝利すれば、2018年4月に計量失敗によってWBC世界フライ級王座を剥奪されて以来、約7年3か月ぶりに世界王座を奪取する。これは高山勝成が持つ5年11か月を超える国内最長ブランクでの王座返り咲きとなる。
興行の注目点
興行はWBC&WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦で、同級2団体統一王者・寺地拳四朗がWBC同級2位、WBA同級3位のリカルド・サンドバルと対戦。WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦では同級1位・高見亨介が同級王者エリック・ロサを相手に世界初挑戦する。
ライブ配信
興行は動画配信サービス「U-NEXT」が独占生配信する。