【巨人軍躍進】阿部監督が絶賛する5番・岸田の勝負強さ 森田が7回無失点で2連勝の快投
読売巨人軍が中日戦を5-0で制し連勝街道を突き進む。5番打者・岸田が今季5号2ランで勝負強さを発揮し、森田投手が7回無失点の好投。阿部慎之助監督が若手選手の成長を高く評価した熱戦レポート。

東京ドームに響いた勝利の雄叫び
2025年8月12日、東京ドームで行われたセ・リーグ公式戦で、読売巨人軍が中日ドラゴンズを5-0で下した。今季初の1桁貯金を達成した巨人軍の快進撃が続く。
森田大翔の7回無失点劇
プロ2年目の左腕・森田大翔投手(28)が中5日登板ながら7回2安打無失点の好投。
- ストライク率68%の高精度コントロール
- 決め球フォークボールで6奪三振
- 今季2勝目(1敗)で防御率2.89に
「ストライクゾーンが狭い中での我慢投球が光りました」と阿部監督が絶賛する投球内容だった。
5番・岸田の決定的一撃
3回裏2死満塁のチャンスで、高校日本代表時代のチームメイトである森田をリラックスさせるべく打席に立った岸田拳士内野手。
中日・大野雄大投手の外角スライダーを捉え、左翼席へ今季5号となる2ランホームランを放つ
この1打で試合の流れを決定付け、阿部監督から「5番打者に選んだ理由がここにある」と最大級の賛辞を受けた。
次戦への布石
9連戦最終戦を控える巨人軍は田中将大投手の先発で連勝を狙う。若手選手の台頭とベテランの経験値が融合する新時代の巨人軍の戦い方が、東京ドームに新風を吹き込んでいる。