ロコ吉田知那美、五輪への道のりを語る~野沢温泉村でのオフシーズンを経て新たな挑戦へ
ロコ吉田知那美が五輪に向けた新たなシーズンのスタートを切り、野沢温泉村でのオフシーズンを振り返りながら、今後の目標を語る。

シーズンスタート会見での意気込み
ロコ・ソラーレの吉田知那美(33)は、2025年5月28日、北海道北見市内で行われたシーズンスタート会見に出席しました。チームの氷上練習では、リラックスした様子でショットの感覚を確かめ、26年ミラノ・コルティナ五輪に向けての準備を進めています。
五輪への準備と目標
吉田は自身4度目となる五輪舞台に立つ準備を進めており、「今シーズンが4年間のサイクルで言うと起承転結の結のシーズンになると思う」と語りました。彼女は、目標を立てることが最も重要だと強調し、ピーキングの強さを活かして勝ちたい大会に向けて準備を進めています。
オフシーズンの過ごし方
オフシーズンは、夫で元アルペンスキー選手の河野恭介氏の地元、長野県野沢温泉村で過ごしました。吉田は、「オリンピックのバイブスを感じた」と笑顔で語り、村民からの声援もたくさん受けたと振り返りました。
今後の試合と展望
夏場は北海道内3大会の出場を予定しており、初戦は9月の三つどもえ戦と同じ会場で行われる稚内みどりチャレンジ杯(7月31日開幕)です。吉田は、「9月勝つために、本当にまずそれだけに集中できる」と照準を定めています。
北京五輪からの成長
22年北京五輪で日本史上初の銀メダルを獲得した吉田は、その後の3年間を「机上の空論が減った」と振り返り、練習や試合での新たなトライにも積極的だったと語りました。