新濱立也、ミラノ五輪へ向けた不屈の闘志と夫婦での夢
別海町出身のスピードスケーター新濱立也が、交通事故を乗り越えミラノ五輪へ向けて練習を公開。夫婦での五輪出場を目指す。

新濱立也、ミラノ五輪へ向けた不屈の闘志
別海町出身のスピードスケーター、新濱立也選手が、2025年7月15日に網走合宿の練習を報道陣に公開しました。今年4月に交通事故に遭ったものの、トレーニングに制限はなく、オリンピックイヤーの開幕に向けて日々汗を流しています。
焦りはない、しかし無駄な1日はない
新濱選手は「焦りはない」と語りつつも、「無駄な1日はない、1日1日を大事にしながら過ごしたい」と、約7か月後に迫ったミラノ・コルティナ五輪へ照準を定めています。昨シーズンは脊髄圧迫骨折、そして今年は交通事故と、五輪へ向けての道のりは決して平坦ではありませんでしたが、新濱選手のミラノ五輪に対する思いは変わっていません。
夫婦での五輪出場を目指して
プライベートでは、昨年カーリングロコ・ソラーレの吉田夕梨花選手と結婚した新濱選手。スピードスケートの日本代表決定戦は12月ですが、カーリングは9月に日本代表決定戦を控えています。「お互いがベストを尽くして2人でオリンピックに行ければいい」と、夫婦での五輪出場にも意欲を燃やしています。
日本最速スプリンターの静かな闘志
新濱選手自身は2度目となる夢の舞台へ。昨シーズンの脊髄圧迫骨折、そして今年の交通事故と、五輪へ向けての遅れを取りながらも、「ミラノ五輪に対する思いは怪我をしても変わっていない。2月に向けて淡々とやっていきたい」と、日本最速スプリンターが静かに闘志を燃やしています。