JリーグからJFLへ移籍した小林祐希が語る若手選手との意識の違いとチーム成長への道
元日本代表MF小林祐希がJFLでの経験を語り、若手選手との意識の違いやチーム成長への道を明かしました。

小林祐希のJFL初挑戦
2025年6月15日、JFL第12節でいわてグルージャ盛岡はクリアソン新宿に1-0で勝利しました。この試合の決勝点は、元日本代表MF小林祐希のラボーナが起点となりました。小林は試合後、「気持ちよかったです」と振り返りました。
若手選手との意識の違い
小林はJ1から3カテゴリー下げてJFLに初挑戦しましたが、今季は苦しい時間を過ごしました。星川敬監督は「チーム内での衝突もありました」と会見で言及しました。小林自身も若手の甘えに対して遠慮ない物言いをし、「甘い奴にガツンと言って、それで紅白戦がピリっとしただけ。若手が甘っちょろいところがあるので。ベテラン組に優しくしてくださいみたいな。そんなん知らねえよって」と語りました。
チームの成長と今後の目標
この衝突の効果も徐々に現れてきたのか、岩手は2連勝を達成しました。小林もチームの意識の変化を感じ、「俺が言われるようになるのが一番ベスト。みんな俺にもね、『切り替えろよ』って言ってくるようになってきたので。やりがいがありますね」と語りました。
小林自身もまだ第一線でやれる思いがあり、「自分が今ここにいる現状を、自分で受け止めないといけない。そういうのをうまく消化しながらサッカーしています。目標を立てられるような年齢でもないし、一日一日、一生懸命やるだけです」と語り、情熱は失われていないことを示しました。