ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が激怒

2025年6月17日、ロサンゼルスで行われたドジャース対パドレスの試合で、大谷翔平選手が三回に右脚に死球を受けました。この死球をきっかけに警告試合が宣告され、デーブ・ロバーツ監督が審判団に猛抗議し、退場処分を受けました。

死球の背景

三回裏1死、大谷翔平選手は「アァ！」という悲鳴を上げ、右太ももに死球を受けました。球場は騒然とし、審判団が協議した結果、ドジャースとパドレスの両チームに警告試合が宣告されました。ロバーツ監督は「意図的だと感じた」と語り、故意の報復死球と認識していました。

試合の流れ

この試合の前日にもドジャースの選手が死球を受け、いら立ちを見せていました。同じナ・リーグ西地区の強豪同士、火花を散らす関係にあります。バスケス投手はこの日、5回を投げ四死球は大谷への1つだけでしたが、三回の打席では1球目も厳しく膝元を突いており、2球連続で150キロを超える危険球を投じていました。

大谷翔平の反応

大谷翔平選手は痛みをこらえながら歩き出すと、塁上では一塁手と談笑。大事に至らなかったようで、本拠地のファンは一安心しました。しかし、次の瞬間、温厚なロバーツ監督が激高し、審判団に説明を求めるため、ベンチを出たタイミングで退場処分に。

ロバーツ監督の怒り

ロバーツ監督は試合後も怒り心頭で、「警告試合にする必要があるとは思えなかった。理由を尋ねるのは当然」と語りました。また、自身の退場後にパドレスのシルト監督は審判団から説明を受けていたことに不満を表明しました。

逆転勝利

その後、ドジャースの打線が爆発し、8－6で逆転勝利を収め、4連勝を達成しました。大谷翔平選手は663日ぶりに投手復帰を果たした翌日の試合で4打数無安打でしたが、チームの勝利に貢献しました。