ロバーツ監督の采配

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、8回にキム・ヘソンに代打キケ・ヘルナンデスを送った理由について詳しく説明しました。監督は「ヘソンは、右投手でも左投手でもいい打席を送ってくれている。今日のマツイとの対戦は、ヘソンに合ってると思った。マツイは球速よりも、変化球でゾーン低めの球が多いので彼のスイングにはまると。でも、（8回の左腕）モレホンは速球派なので、彼にとっては難しい打席になると感じた。だからキケ（エルナンデス）にチャンスを与えたかった」と語りました。

松井裕樹の同点打

5回にはパドレスの救援左腕、松井裕樹から右翼線へ値千金の同点二塁打を放ちました。この打席は、試合の流れを大きく変える重要な場面でした。松井の投球は、キム・ヘソンのスイングにぴったりとはまり、見事な打撃となりました。

キム・ヘソンの現状

キム・ヘソンは現状、主に右投手に対して起用されていますが、左投手には3打数3安打と結果を出しています。監督は、キムが将来的に速球派左腕にも対応できると思うかと聞かれ、「彼が今のように内容のある打席を続けていけば、何の問題もない」と語りました。

今後の展望

ロバーツ監督の采配が光ったこの試合は、ドジャースの勝利に大きく貢献しました。キム・ヘソンの成長と、松井裕樹の活躍に注目が集まっています。