中田久美氏が日本ハンドボール協会の新理事に就任、バレーボール界のレジェンドが新たな挑戦
バレーボール界のレジェンド、中田久美氏が日本ハンドボール協会の新理事に就任。彼女の豊富な経験とリーダーシップが新たなスポーツの未来を切り開く。

中田久美氏の新たな役割
2025年7月5日、公益財団法人日本ハンドボール協会(JHA)は、バレーボール元女子日本代表監督の中田久美氏が新理事に就任したことを発表しました。中田氏は、現役時代から指導者としてのキャリアまで、数々の輝かしい実績を残してきました。
現役時代の輝かしい成績
中田氏は1980年に女子日本代表に選出され、1984年のロサンゼルスオリンピックでは銅メダルを獲得、1988年のソウルオリンピックでは4位に入るなど、国際舞台で活躍しました。
指導者としての成功
現役引退後、中田氏は2012年に久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)の監督に就任。天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会、V.プレミアリーグ(現・SV.LEAGUE)、黒鷲旗全日本男女選抜大会で3冠を達成しました。さらに、2013-14シーズンと2015-16シーズンにはV.プレミアリーグで優勝し、チームを勝利に導きました。
日本代表監督としての活躍
2017年には女子日本代表監督に就任し、2020年の東京オリンピックまでチームを率いました。その後、2023年から2024年にかけてはV.LEAGUE DIVISION3のフラーゴラッド鹿児島でエグゼクティブ・ディレクターとして活動し、2024-25シーズンにはSAGA久光で9年ぶりに指揮を執ることが発表されました。
新たな挑戦
中田氏の日本ハンドボール協会への就任は、彼女の豊富な経験とリーダーシップが、新たなスポーツの未来を切り開くことを期待させるものです。彼女の活躍により、日本ハンドボール協会のさらなる発展が期待されています。