バレーボール日本男子、宮浦健人の活躍でアルゼンチンに大逆転勝利
日本男子バレーボールチームが宮浦健人の23得点でアルゼンチンに大逆転勝利。ネーションズリーグでの活躍に注目。

バレーボール日本男子、宮浦健人の活躍でアルゼンチンに大逆転勝利
2025年7月17日、千葉ポートアリーナで行われたネーションズリーグ男子千葉大会で、日本男子バレーボールチームがアルゼンチンに3-2の大逆転勝利を収めました。昨年の銀メダル獲得に続き、世界ランク5位の日本は、東京五輪銅メダリストのアルゼンチンとのフルセットの激戦を制しました。
宮浦健人の活躍
昨夏のパリ五輪で得点源として成長した宮浦健人(26)が両チーム最多の23得点を記録し、チームの勝利に大きく貢献しました。高橋藍(23)も16得点を挙げ、チームの勝利を支えました。宮浦は「彼は休養しているけど、自分はやるべきことをやるだけ」と力を込めたスパイクをさく裂させ、特に1-2と追い込まれた第4セットのセットポイントでは、ライトからストレートに打ち抜き、観衆から「ケント」コールを浴びました。
チームの総力戦
日本は最初の2セットを失う苦戦を強いられましたが、交代出場の選手も含めた総力戦で続く3セットを連取し、層の厚さを見せつけました。攻守の軸を担う高橋藍は「しんどい試合だったけど、全員で勝ち取った1勝」と汗をぬぐいながら語りました。
次戦に向けて
日本は通算7勝目(3敗目)を挙げ、18日に同4位の強豪ブラジルと対戦します。宮浦は「難しい試合になる。熱い応援をお願いしたい」と手を合わせ、次戦に向けて意欲を見せています。
得点ランク
日本は10戦終えた時点でリーグ3位の160得点を記録。チームメートの中で「宮浦様が決めてくれる」と信頼が増すばかりです。次戦のブラジル戦でも、宮浦の活躍に期待が寄せられています。
(宮下 京香) 報知新聞社