早稲田大ルーキー・鈴木琉胤が男子5000mで学生トップに!日本選手権での奮闘と成長の軌跡
早稲田大学のルーキー・鈴木琉胤が日本選手権男子5000mで学生トップとなる10位入賞。彼のレース戦略と成長の軌跡を紹介。

鈴木琉胤の日本選手権男子5000mでの活躍
2025年7月6日、第109回日本陸上競技選手権大会最終日に行われた男子5000m決勝で、早稲田大学のルーキー・鈴木琉胤(1年、八千代松陰)が学生トップとなる10位に入賞しました。鈴木はスタート直後から先頭を引き、見せ場を作りました。
レース戦略と振り返り
鈴木はレース後、「言い訳じゃないですけど、これをいいステップアップとして、来年、再来年にまた力を発揮できればと思います」と語りました。彼のレース戦略は、最初から先頭に立ち、自分で集団を引くというものでした。スタート直後に内側へ切り込み、先頭に立った鈴木は、他の選手に前へ出てほしいという思いを持ちながらも、自分でペースを刻みました。
予選での苦戦と先輩のサポート
予選は2日前の大会初日に行われ、86選手がエントリーする中、鈴木は必死に予選通過を目指しました。初めての国立競技場でのレースで緊張していた鈴木ですが、予選1組を走った早稲田大の先輩・山口竣平(2年、佐久長聖)が「落ちたー!」と一言声をかけてくれたことで、肩の力が抜け、何とか組4着に入り、決勝へと進むことができました。
今後の展望
鈴木は、「初めての日本選手権で、自分のレースをした上でこの順位なら、いいものがあったのかな」と振り返り、今後の成長に期待を寄せています。彼の今後の活躍に注目が集まります。