2025年7月24日、横浜スタジアムで開催されたマイナビオールスターゲーム第2戦。全セントラル対全パシフィックのホームランダービー準々決勝で、広島カープの矢野雅哉内野手（26）がDeNAベイスターズの牧秀悟外野手の打撃投手を務め、見事なアシストを披露しました。

矢野は東都大学リーグ時代から牧とライバル関係にあり、今回のホームランダービーでもその絆が光りました。初戦から決勝まで3連投をこなし、牧の優勝を支えました。「牧が普通にうまかっただけなので」と謙遜しながらも、最後は固い抱擁を交わし、勝利の喜びを分かち合いました。

試合では8回に代打として出場し、空振り三振を喫したものの、「久々にバットが振り抜けた感じもありました。今日は阪神の近本選手にアドバイスを聞き、それを試した結果、良かったです」と、収穫の多い一日を振り返りました。

この日の矢野の活躍は、大学時代からの努力とチームメイトとの信頼関係が形となった瞬間でした。今後の活躍にも期待が寄せられます。