【緊急分析】大谷翔平43号ソロも虚しく…ベシア救援失敗でドジャース劇的サヨナラ敗戦 責任論が噴出
ドジャースがエンゼルス戦で大谷翔平の43号ソロで勝ち越すも、ベシア投手の救援失敗で逆転サヨナラ負け。ベシアが敗戦責任を痛烈に反省する様子を詳細レポート。

劇的展開の9回攻防
大谷翔平が9回表に放った114.8mph(約184.8km/h)の超剛速球ソロホームランは、今季随一のクライマックスシーンとなった。打球は右中間スタンドを直撃し、404フィート(約123m)の飛距離測定値がドジャースベンチを沸かせた。このシーズン4試合連続となる勝ち越し弾で、通算HR数はリーグトップの43本に到達。
ベシアの投球分析
しかしその裏、クローザー・ベシアが乱調:
- 制球難:15球中ストライク8球(53%成功率)
- 四球2つを含む走者3人出塁
- 満塁状況での中犠飛許す
米データサイト「Baseball Savant」によると、彼の平均球速(95.2mph)より1.3mph低下した状態で、高めに浮いたストレートが致命傷に。チーム防御率(3.21)を大きく下回る個人防御率2.76が示す安定感がここで崩れた。
選手コメント深掘り
ベシア投手は試合後取材で:
「(大谷のHRで)最高の気分でマウンドに立てたのに…自分の不甲斐なさが全てを台無しにした。ファンに謝罪したい」
一方、大谷はチーム状況を冷静に分析:
「個人記録よりチーム勝利が最優先。投手陣は常に全力で戦っている。明日からまた立て直す」
データで見る敗因
- 得点圏打率:.182(11打数2安打)
- 残塁数:8
- ブルペン防御率:9回以降5.67
今後の課題
ドジャースはナショナルリーグ西地区でパドレスと並ばれ、ポストシーズン進出に黄信号。投打の連動改善が急務だ。次戦先発予定のウォーカー・ビューラーが「防御率1.89の好調を維持できるか」が最大の焦点となる。