プロ野球の守備の極意:DeNA・度会隆輝のクッション処理に学ぶ
DeNA・度会隆輝のクッション処理について、高木豊氏が指摘した守備のポイントを詳しく解説。プロ野球の守備技術を学びましょう。

2025年5月21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で、DeNAの度会隆輝選手のクッション処理が注目を集めました。中日・ボスラー選手が放った打球は、ライトの度会選手の頭を完全に越え、フェンス直撃しようとするほどの強烈なものでした。度会選手は諦めずにフェンスに寄って直接捕球を試みましたが、失敗に終わり、ボールが転々としている間にランナーに三塁まで進まれてしまいました。
このプレーについて、番組MCの高木豊氏は次のように指摘しました。
「大きな頭を越される打球に対してフェンスに寄りすぎている。だから三塁打になる。もっとクッションを待ってもいい」
高木氏の指摘に、解説陣の大矢明彦氏と野村弘樹氏も同調しました。大矢氏は、
「取れない打球なのにフェンスまでいってしまう。やはり跳ね返りを予想しなければいけない」
とコメント。また、野村氏は球場の特性に言及し、
「ホームなのである程度の距離感はわかっているはず。試合出てる以上若い選手だからとは言ってられないので、ワンランク上の守備を求めたい」
と提案しました。
このように、プロ野球の守備では、打球の強さやフェンスまでの距離感を正確に把握し、適切なクッション処理を行うことが重要です。度会選手のプレーを通じて、守備の基本と応用を学ぶことができます。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』 BASEBALL KING