【ソフトバンク】大江竜聖、巨人からのトレード移籍で一軍昇格!親心が後押し
ソフトバンクの大江竜聖が巨人からのトレード移籍を経て一軍に昇格。チームの親心と彼の実力が後押しとなり、新天地での活躍が期待される。

大江竜聖の一軍昇格
ソフトバンク・大江竜聖投手(26)が23日、みずほペイペイドームで調整を行った。24日のオリックス戦(熊本)から一軍に合流予定で、「結果(の面で)で頑張りたい」と意気込んだ。
チームの救援事情
ホークスの救援事情は松本晴が先発に回ったことで左腕がヘルナンデス1人に。そのヘルナンデスが22日に故障で登録を抹消された。小久保監督が「ちょっとかかるんじゃないですか」と説明したように復帰の見通しは不透明。ブルペン陣の補充としてファームから選ばれたのが、新加入の大江だった。
トレード移籍の経緯
秋広とともにリチャードとの交換トレードで巨人から移籍加入。プロ通算149試合登板の経験に加え、移籍後は二軍で3試合に登板し、いずれも無失点とまずまずの状態をアピールしたことが昇格につながった。
チームの親心
こうした要因に加え、一軍合流にはチームとしての親心もあった。「早い段階で一軍に上げて、どんなものを見せてくれるか」――。一軍の舞台で戦力として投げることこそが、新天地に溶け込む一番の近道となる。そんなチームの考えが一軍昇格の後押しとなったはずだ。
トレード移籍の話題
トレードでは巨人へ移籍したリチャード、自らとともにソフトバンクへ加入した秋広の打者2人がひと足先に一軍の舞台で新しいユニホームに袖を通し、話題となった。球界でも希少な存在である大砲候補に目がいきがちだが、実績ならば左腕は同等以上。球団内からは「2人が注目されがちだが、存在感を発揮してほしい」と期待する声も聞こえてくる。
大江の意気込み
大江は「僕自身は任されたところで、やれることをやれればいい。いけるところは全部いくという気持ちでやっていきたい」と気合は十分だ。左のリリーバーとして大きな存在感を示すような活躍が期待される。