大谷翔平、MLBで歴史的快挙!15年ぶりの悪夢を跳ね返す
大谷翔平がMLBで15年ぶりの悪夢を跳ね返し、歴史的快挙を達成。ドジャースでの活躍を振り返る。

大谷翔平の活躍
大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場しましたが、4試合ぶりの無安打に終わりました。しかし、この試合を含む9連戦では、打率.289、5本塁打、10打点、OPS1.059と素晴らしい成績を残しました。
9連戦の詳細
9連戦は13日(同14日)のアスレチックス戦からスタートしました。大谷はこの日の試合前、愛犬デコピンが2歳の誕生日を迎えたことを報告しましたが、9試合ぶりのノーヒットに終わりました。チームも1-11で大敗し、勝負のついた9回には野手のミゲル・ロハス内野手がマウンドに上がりました。
翌日には初回からバットが火を噴き、右腕ホグランドから打った瞬間に本塁打とわかる“確信アーチ”を右翼席に叩き込みました。試合は中盤まで一進一退の攻防が続き、8回には大谷が申告敬遠で歩かされました。これに「ムキになった」ムーキー・ベッツ内野手が適時二塁打を放って雄叫びを上げ、本拠地は大盛り上がりでした。
15日(同16日)はまさに“ショータイム”でした。第3打席に今季14号3ラン、第4打席には15号2ランを放ち、今季初の2打席連発に日米が大興奮に包まれました。3打席連発も期待された8回には野手のジョニー・ペレダ捕手と対戦しましたが、高め速球に空振り三振に打ち取られ、大谷も驚いた表情を見せていました。
古巣エンゼルスとの対戦
16日(同17日)からは古巣エンゼルスとの3連戦を迎えました。初戦には8回に今季初の3試合連発となる豪快16号ソロを放ち、ついに本塁打数でメジャー単独トップに浮上しました。17日(同18日)は、昨年ロサンゼルス市が制定した「OHTANI DAY(大谷翔平の日)」でしたが、6打数無安打と快音聞かれず、チームも9-11と接戦を落としました。
エンゼルス3連戦の最終日は、花巻東高の先輩でもある菊池雄星投手と今季初対決しました。第3打席に反撃の適時打を放つなど、今季7度目の1試合3安打をマークしましたが、チームは救援陣が崩れて敗戦しました。エンゼルス相手のスイープ負けは2010年6月11〜13日(同12〜14日)以来、約15年ぶりの珍事となりました。