【大学野球】明大・大室亮満の緊急登板で劇的勝利!単独首位に躍進
明大の左腕・大室亮満が9回途中の緊急登板で無失点リリーフを決め、チームを単独首位に導いた。

明大の劇的勝利
2025年5月26日、神宮球場で行われた東京六大学野球春季リーグ戦第7週第3日、明大対法大の試合で、明大が3-2で接戦を制し、勝ち点4で単独首位に浮上した。この勝利の鍵となったのは、9回途中に緊急登板した明大の左腕・大室亮満(2年=高松商)の見事なリリーフだった。
緊急登板の背景
試合は9回1死一塁の場面で、救援投手として登板していた大川慈英(4年=常総学院)が右足首を負傷し、緊急降板。このアクシデントにより、球場は騒然とした雰囲気に包まれた。その中で、大室がマウンドに上がり、試合を締めることになった。
大室の投球
大室は最初の打者に四球を与え、1死一、二塁のピンチを迎えた。しかし、後続の打者を右飛、見逃し三振で抑え、試合を締めた。戸塚俊美監督(60)は、「神宮でこういう緊迫した場面を経験できる機会は少ない。この経験を糧にどんどん成長してほしい」と称賛した。
今後の展望
31日からの早慶戦で慶大が1勝すれば、明大は4季ぶり44度目の優勝が決まる。早大が2連勝した場合には、昨秋に続き、早明で優勝決定戦が行われる。大室の活躍により、明大は4季ぶりのリーグ制覇にまた一歩近づいた。
結び
大室亮満の緊急登板は、チームにとって大きな意味を持つ勝利をもたらした。今後の試合でも、彼の成長と活躍が期待される。