【NBAサマーリーグ】富永啓生×馬場雄大 6年ぶり日本人複数参戦! 夢への挑戦と日米対決に注目
NBAサマーリーグに富永啓生(インディアナ・ペイサーズ)と馬場雄大(ニューヨーク・ニックス)が参戦。2019年以来6年ぶりの日本人複数出場となる歴史的な挑戦を徹底分析。両選手の軌跡と注目カードを解説。

日本人デュオがNBAの登竜門に挑む
NBAサマーリーグ2024で、富永啓生(24)と馬場雄大(29)の日本代表選手2名が6年ぶりの複数出場を果たす。この舞台に日本人選手が複数名参加するのは、2019年の渡邊雄太&八村塁&比江島慎&馬場雄大以来2度目の快挙だ。
富永啓生 初挑戦への決意
- ネブラスカ大学卒業後、Gリーグで経験を積んだシーズンを経て初参戦
- ペイサーズとの契約に「プレーヤーオプション」条項を明記
- 「代表活動を優先した昨季の決断を経て、新たなステージへ」
馬場雄大 3度目の挑戦
- 2019年(マーベリックス)、2022年(ウォリアーズ)に続く出場
- 過去2回の平均成績:4.0点(2019)、2.8点(2022)
- ニックスで吉本泰輔コーチとの再タッグに期待
歴史的データから見る日本人選手の軌跡
選手名 | 出場年 | 最高得点 |
---|---|---|
田臥勇太 | 2003-08 | 10得点 |
渡邊雄太 | 2018-19 | 14得点 |
八村塁 | 2019 | 19得点 |
注目の直接対決が7月18日開催
7月17日(現地時間)にペイサーズvsニックスの対戦が予定され、両選手の初対決が実現。過去の国際大会での連携から一転、敵味方に分かれる稀有な機会となる。
河村勇輝の動向にも注目
現在フリーエージェントの河村勇輝(23)についても、複数チームからオファーが噂される。2014年の富樫勇樹以来となるPG位置での日本人選手出場可能性が話題を呼んでいる。
各チームの詳細スケジュール
▶ ペイサーズ(富永)
7/10
vsキャバリアーズ
7/12
vsサンダー
7/14
vsブルズ
7/17
vsニックス(馬場戦)
▶ ニックス(馬場)
7/11
vsピストンズ
7/13
vsセルティックス
7/15
vsネッツ
7/17
vsペイサーズ
※全試合ラスベガスのトーマス&マックセンターで開催
バスケ界を揺るがす新時代
日本バスケットボール協会の関係者は「オリンピックイヤーにNBAとのパイプが強化されることは、若手育成に計り知れない影響を与える」と期待を寄せる。両選手のパフォーマンスが、2028年ロサンゼルス五輪世代の扉を開く鍵となる。