カーリング日本選手権、ロコ・ソラーレの快進撃

2025年2月6日、横浜BUNTAIにて行われた「カーリング・日本選手権」で、ロコ・ソラーレが女子2次リーグでフォルティウス相手に7-6の大逆転勝利を収めました。この勝利は、18年平昌五輪と22年北京五輪でのメダル獲得に続く、チームの力強さを示すものです。

試合は、一進一退の攻防が続く中で進行し、ロコ・ソラーレは特にスキップの藤沢五月選手の“神ショット”が光りました。最終エンドでは3点を奪い、逆転に成功。試合後、藤沢選手は「コーチから『決まったらしいよ』と聞いて、嬉しかった」と振り返りました。

この勝利により、ロコ・ソラーレは2次リーグでの成績を3勝1敗とし、準決勝以上への進出が確定。さらに、今後行われる2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表候補決定戦への出場も見込まれています。

優勝すれば、韓国で開催される世界選手権への内定も得られる可能性があり、選手たちは大会を制して五輪出場の枠を自らの手で掴むチャンスです。

藤沢選手は、「喜ぶのは数秒だけ。まだ大会は終わっていない。次もあるからすぐに頑張ろうとチームで話した」と、優勝を目指して全力を尽くす決意を語りました。

準決勝は8日に予定されており、7日に行われるフォルティウス対北海道銀行の敗者と戦います。ロコ・ソラーレがこのまま突き進み、五輪出場への道を引き寄せることを期待しています。