熱血!富山第一が延長死闘の末に13年ぶり頂点 北信越高校野球大会決勝レポート
富山第一高校が延長十回の死闘を制し、13年ぶり2度目の北信越大会優勝を果たした。長野商との激闘を7-6で制した決勝戦の詳細レポート。和泉投手の好投や九回裏の同点劇など、劇的な瞬間を振り返る。

決勝戦の軌跡
2025年6月3日、ハードオフ・エコスタジアム新潟にて繰り広げられた歴史的一戦。両校計27安打の打撃戦が9回終了時6-6の大接戦に。富山第一は延長十回タイブレークで森太一選手の内野ゴロ巧妙処理で決勝点を奪取。
攻防のハイライト
- 7回裏の反撃:2点差を小林直央選手の代打適時打で1点差に
- 9回の奇跡:武田煌生選手の盗塁&相手エラーで同点弾
- 10回表の死守:和泉詩大投手が被安打2に抑える好救援
データで見る決戦
チーム | 安打 | 失策 | 残塁 |
---|---|---|---|
富山第一 | 12 | 1 | 8 |
長野商 | 15 | 2 | 10 |
選手インタビュー
和泉詩大投手(富山第一): 「マウンドで感じたチームの熱量が背中を押してくれました。この勝利は全員の努力の結晶です」
野口仁監督: 「まさに『諦めない野球』の見本。選手たちの成長が逆境を勝利に変えました」
展望:甲子園への道
この勝利で勢いに乗る富山第一は、8月の全国大会出場権を獲得。2000年創部の若き強豪が再び全国の頂点を目指す。