極限の守備が試合を変えた

第107回全国高校野球選手権の第13日、横浜高校と県岐阜商の試合は、延長タイブレークの末に8-7で県岐阜商がサヨナラ勝ちを収めました。しかし、試合のハイライトは9回のピンチでの横浜高校の守備でした。

内野5人シフトの奇策

9回、1死二、三塁という絶体絶命のピンチに陥った横浜高校は、内野5人シフトという奇策に出ました。県岐阜商はスリーバントスクイズを仕掛けましたが、一塁を守る小野舜友内野手（2年）の猛チャージとグラブトスで本塁でアウトに。さらに、死球で2死満塁となった場面で、二ゴロを処理した奥村凌大内野手（3年）は一塁のカバーが遅れたのを確認し、二塁に送球してアウトに。この冷静な判断力が、ピンチを無失点でしのぐことに成功しました。

ファンの反応

試合後、SNSでは「これ高校生でやるんかよ」「守備がハイレベル過ぎる」「守備判断力はプロ級」などの声が相次ぎました。特に、奥村内野手の二塁送球の判断力は「ヤバすぎ」と称賛されました。また、横浜高校の内野5人シフトについても「練習してたんだろうなあ」と推測する声がありました。

試合の結末

横浜高校は延長11回に力尽きましたが、手に汗握る激闘にファンも続々と反応。「今大会ベストバウトだな」「横浜高校、内野5人シフトも練習してたんだろうなあ」「スクイズ阻止は痺れた！」「マジで鳥肌が立った……高校野球史に残るワンシーン」と称賛の声が続出しました。敗れてもなお、横浜高校の強さを感じさせる攻防でした。