甲子園36年ぶりの熱血挑戦!近大福山・藤原康貴が紡ぐ父子の絆と鉄壁守備

36年ぶりの甲子園出場を目指す近大福山高校野球部。プロ4球団が注目する185cm捕手・藤原康貴の圧倒的長打力と、父が築いた練習環境に迫る熱血ストーリー。

鋼の守備が光る伝統校の挑戦

創部63年目を迎える近大附属福山高校野球部は、緻密な連係プレーと鉄壁の守備陣が身上。今春の県大会ではセンバツ出場校・広島商業を撃破し、ベスト8進出を果たした。前回夏の甲子園出場から36年、原則明監督は「勝利を掴む野球」を掲げ、攻守にわたる戦術の進化を推進している。

プロ注目捕手の二刀流

藤原康貴(3年・捕手)

  • 身体データ:身長185cm/体重92kg
  • 打撃特徴:スイングスピード47m/s(県内トップクラス)
  • 守備力:盗塁阻止率.682(今季県大会)

「冷静なゲームメイクが武器」と評される藤原は、1年時からクリーンナップを担う。原監督は「パワーと柔軟性を兼ね備えた現代的な打者」と評価。今季公式戦では3割8分5厘、7本塁打を記録している。

父が作った「秘密基地」

小学生時代、父・幸一氏が庭に設置した高さ3mの特製ネットが成長の礎に。藤原は「雨の日も夜間も打撃練習できた」と振り返る。現在も週3回の自主練では、父が120km/hのマシン球を投げ込み、プロ級の反応速度を養っている。

戦術分析:勝利への方程式

  1. 守備布陣:データを活用したシフト成功率78%
  2. 走塁戦略:1塁到達4.1秒台の俊足部隊
  3. 継投システム:最速145kmのエース・山田投手と技巧派・佐藤のダブルストッパー

歴史が動く瞬間へ

1988年初出場時のOB会長・中村剛氏は「あの悔しさを次世代へ」と熱いエール。7月10日の初戦では、藤原の「逆転満弾」がチームの起爆剤となるか。球児たちの熱い夏が今、始まる。

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