早大主将・小沢周平が語る優勝への決意:100年の節目で新たな歴史を刻む
早稲田大学野球部主将・小沢周平が、100年の節目で優勝を目指す決意を語る。東京六大学野球春季リーグの優勝決定戦に向けた前日練習の様子を紹介。

早大主将・小沢周平の決意
2025年6月3日、東京六大学野球春季リーグの優勝決定戦が神宮球場で行われる。早稲田大学(早大)と明治大学(明大)の対戦を前に、早大主将・小沢周平(4年、健大高崎)は「100年という節目で優勝できるのは早稲田がふさわしいというのを証明できたら」と、鋭い視線で意気込みを語った。
前日練習の様子
優勝決定戦を翌日に控えた6月2日、早大と明大はそれぞれ前日練習を行った。早大は早大安部球場で約2時間の練習に臨み、小沢主将は「なかったものを自分たちの力でつかんで、明日の試合ができる。挑戦者の気持ちでガンガン攻めていこうと思う」と決意を示した。
歴史的な背景
東京六大学野球連盟創設100周年を迎えた今春、早大と明大の優勝決定戦が2季連続で行われるのは史上初めてのこと。昨秋の優勝決定戦では早大が4-0で勝利し、2季連続優勝を達成している。
エース・伊藤樹の意気込み
リーグ通算19勝を誇る早大のエース・伊藤樹投手(4年、仙台育英)も「僕なりにゲームを作って投げられれば」と意欲十分。5月19日の明大2回戦から、この試合に登板すれば5連投となるが、「疲労とか関係なく、チームを勝たせられるようにしたい」と語った。
今後の展望
今春、六大学史上25人目となる無安打無得点試合を達成した絶対的エース・伊藤樹と、小沢主将率いる野手陣が、強敵・明治大学に立ち向かう。100年の節目で新たな歴史を刻むことができるか、注目が集まる。