【高校野球】青森北の赤田叶真、小柄の悩みを乗り越え最後の夏へ!守備の天才が目指す頂点

青森北の赤田叶真選手が小柄な体格の悩みを乗り越え、守備の天才として最後の夏に挑む。甲子園を目指す彼のストーリーを紹介。

青森北の守備の要、赤田叶真

身長168センチ、体重60キロと小柄な体格ながら、赤田叶真選手の守備力はピカイチだ。彼は「自分は小さくて細いので、ひたすら守備を伸ばしてきました」と語る。小学生時代から磨き続けてきた守備力は、青森北でも高く評価され、1年夏からベンチ入りを果たした。

テニスボールノックで培った守備力

赤田選手の守備力は、小学生時代に自宅での「テニスボールノック」で培われた。居間の机や椅子を移動し、スペースを確保して、父親に木の板でつくった特製ラケットでテニスボールを打ってもらっていた。「暇さえあれば何時間でもやっていました」と、食事や入浴以外はひたすら捕り続けた。

小柄な体格への悩み

プロ注目の同学年バッターを見ると、「自分も体が大きければ、あれくらい打てるのかな…」と思ってしまうこともあった。しかし、「体が大きいと今と同じ守備はできなくなると思うので、自分は自分でプレーしています」と信念を貫いた。

公式戦での失策とその後の成長

これまでの公式戦での失策はわずか1つ。その1つが今でも忘れられない。1年夏の弘前東戦で、正面のゴロを捕球するも、投げ急ぎ悪送球し、失点につながった。「もうあんな思いはしたくないので、絶対にミスしたくないです」と、その失敗が彼に火を付け、さらなる守備力強化に力を入れた。

最後の夏への意気込み

最後の夏、初戦が14日に迫る。「強豪私学を倒して、甲子園に行きたいです」。誰よりも大きな存在となり、青森を制すつもりだ。赤田選手の守備力と不屈の精神が、チームを勝利に導く鍵となるだろう。

蝦名りく選手とのコンビ

赤田選手と三遊間を組む蝦名りく選手も、最後の夏に向けて意気込みを語った。「1球の勝負で負けたので、夏は1球を大事にしていきたいです」と、昨夏の敗戦を糧に、1球の重みを再認識している。

メンタル面の課題と対策

赤田選手は、メンタル面の課題にも向き合っている。「大事なところで打てなかったり、ミスをしてしまいます」と、焦りが悪い結果を招くことがあった。しかし、「苦しい場面だからこそ、楽しむようにしています」と、打席に入る前には2度のスイングをルーティン化し、ネガティブな思考を払拭している。

頂点を目指して

最後の夏は自分にも、相手にも負けずに頂点をつかむ。赤田選手の守備力と不屈の精神が、青森北を甲子園へと導くことを期待したい。

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