大相撲名古屋場所2025:新弟子検査で注目の川上竜昌、兄とおじの偉業を超える決意
2025年大相撲名古屋場所の新弟子検査で、川上竜昌が兄とおじの偉業を超える決意を語りました。

2025年7月7日、名古屋市内の病院で行われた大相撲名古屋場所の新弟子運動能力検査に、日大出身の川上竜昌(22)が追手風部屋から受検しました。川上は昨年の全国学生選手権8強で幕下最下位格付け出し資格を持つ期待の新人です。
検査後の意気込み
川上は検査後、「気合が入っている。先輩方を超えられるような強い力士になりたい」と意気込みを語りました。彼の当面の目標は、兄である元十両・竜虎(27)を超えることです。さらに、おじである元小結・浜ノ嶋の最高位も超えることを誓いました。
過去の経緯
川上は左足首のケガで昨年の全日本選手権に出場できず、プロ入りが遅れました。大学時代までは吊り出しやうっちゃりを得意としていましたが、入門後は「周りの馬力に圧倒された」と話し、前まわしを拝み取って前へ出る相撲を意識していると語りました。
しこ名の由来
しこ名は本名の「竜」に部屋の多くの力士が付ける「翔」で「竜翔」と名付けられました。下の名前は、自身と同じ日大相撲部出身の父・昌史さんと同学年の師匠が現役時代につけた「裕康」をもらったそうです。
祖父の影響
祖父で熊本県相撲連盟の理事長を務めた濱洲昌明さんが2月に88歳で亡くなりました。川上は「(プロでの)相撲を見たかった」と祖父の思い出を語り、5歳から相撲に取り組んだのもまずは祖父の影響だと話しました。
川上竜昌の初土俵が待ち遠しいです。