東京ベイ、2季ぶり決勝進出!フラン・ルディケHCの戦術が光る
東京ベイが埼玉を28-24で破り、2季ぶりに決勝進出。フラン・ルディケHCの戦術が勝利の鍵に。

東京ベイ、2季ぶりの決勝進出
2025年5月25日、秩父宮ラグビー場で行われたリーグワン・プレーオフ準決勝で、東京ベイが埼玉に28-24で勝利し、2022-23年シーズン以来となる2季ぶりの決勝進出を果たしました。レギュラーシーズン3位の東京ベイは、2位の埼玉に一度もリードを許さず、終盤の緊迫した場面でも自慢のFW陣がスクラムで反則を奪い、勝利を確実なものとしました。
フラン・ルディケHCの戦術
フラン・ルディケヘッドコーチ(57)は、試合後に「ウィン・ザ・モーメント(瞬間を勝ち続ける)をやってくれた。結果はうれしい」とコメントし、選手たちの奮闘を称えました。特に終盤の圧巻のプレーが勝利の鍵となりました。
決勝戦への展望
決勝戦は6月1日に国立競技場で行われ、リーグワン初の2連覇を目指すBL東京と対戦します。東京ベイは、レギュラーシーズン最多得点の相手に対して、最少失点の堅守で挑む予定です。フッカーの江良選手は「フィジカルバトルになる。そこはチームの強みなので、ずっと圧倒したい」と意気込みを語りました。
選手たちの活躍
プロップの為房慶次朗選手は、「反則を取ればチームの士気も上がる。江良とペナルティーを取ろうと話していた」と、チームの結束力を強調しました。途中出場の23歳コンビも指揮官から「為房、江良を褒めたい」と称賛されました。
東京ベイは、2季ぶりの栄冠を目指し、肉弾戦で一歩も引かない姿勢を見せています。