ラグビー部キャプテンのリーダーシップ術:週4回練習への挑戦とチーム再建の道
東京都立大学ラグビー部のキャプテン高橋一平が、週4回の練習を導入し、チームを再建するためのリーダーシップ術を紹介。

ラグビー部キャプテンのリーダーシップ術
高橋一平(4年、海老名)は、2025年の東京都立大学ラグビー部のキャプテンとして、チームを引っ張ることを決意しました。昨年の冬、関東大学リーグ戦4部降格が決まった時、彼はほぼ気持ちを固めていました。
週4回練習への挑戦
高橋は、1、2年生の頃はスピードと器用さが求められるバックスに挑戦しましたが、パスもキックもおぼつかないまま「クビ」になりました。その後、FW(フォワード)のロックというポジションにたどり着きました。このポジションでは、フィジカルとスタミナが欠かせません。高橋は、火、木、土曜日の週3回の練習前後、誰よりも早く、長く、大学のウェートルームで過ごすことを心がけました。
チーム再建のためのリーダーシップ
高橋は、週4回制の練習を導入しました。これは、1週間に4日あるオフを有効活用して、学業やアルバイトを両立させてきた部の売りでもあります。しかし、練習量は他校に劣るため、試合では下級生のラグビー経験者に多くを頼らざるを得ない現実もあります。
目標と信念
高橋は、今年の目標を「4部3位以上」としていますが、胸の内には「3部復帰」の4文字を秘めています。彼は、部員たちに「月曜日も部活やろう。オレたち、もっと、練習しなきゃならないんじゃないのか?」と問いかけました。
リーダーとしての信念
高橋は、不満を持っている部員もいるかもしれないと理解していますが、それでもみんながついてきてくれると信じています。そのためには、もっともっと、自らが背中で示していかなければならないこともわかっています。
昭和や平成の薫りを漂わせるリーダー
高橋は、どこか昭和や平成の薫りを漂わせるリーダーでもあります。彼のリーダーシップは、チームを再建し、新たな目標に向かって進むための重要な鍵となっています。