【ラグビー】静岡ブルーレヴズが新時代突入! テファレが誓う『チーム統率』と北村瞬太郎の日本一宣言
静岡ブルーレヴズが新シーズン始動。主力WTBテファレがリーダーシップを宣言し、日本代表北村瞬太郎と共にチームの日本一奪還へ向けた熱い戦いがスタート。

新シーズン始動!静岡ブルーレヴズの熱き挑戦
ヤマハ大久保グラウンドに響く選手たちの掛け声が2024-25シーズンの幕開けを告げた。8月21日、灼熱の太陽の下で行われた初練習では、若手選手がインターバル走で体力の限界に挑戦。WTB(ウィング)のヴァレンス・テファレ(24)は『この暑さこそ成長のチャンス』と、汗だくになりながらも充実した表情を見せた。
テファレの進化:ベストフィフティーンからチームリーダーへ
昨季11月の加入直後から瞬時に適応し、開幕戦神戸戦で鮮烈デビューを飾ったテファレ。時速35kmの爆発的スピードと90kgの肉体を武器に、シーズン通して5トライを記録。6月のリーグベストフィフティーン選出時には『この栄誉をチームメイトに捧げたい』とコメントしていた。
オフシーズンにはタイで禅修行を実施し、『精神と肉体のバランス』を追求。新たに掲げた目標は『ディフェンスリーダーとしてゲームをコントロールする存在になること』。練習後には自発的に若手選手へパススキルの指導を行うなど、リーダーとしての存在感を増している。
日本代表組の意気込み
北村瞬太郎の覚悟
5日のウェールズ戦で日本代表デビューを果たしたSH(スクラムハーフ)北村瞬太郎(23)は、別メニューで調整しながらも『代表での経験をチームに還元したい』と力強く語る。昨季の平均パス成功率92.3%を誇る正確なスキルに加え、今季は『攻撃のテンポメーカー』としての役割を強化中だ。
チーム全体の戦略
- データ分析を駆使した戦術構築
- フィジカルコーチ陣による暑熱順化トレーニング
- 3年連続プレーオフ進出を前提としたロードマップ
- 地元静岡県内20校とのアカデミー連携強化
大石監督は『選手個々の成長がチームの進化に直結するシーズン』と断言。9月の強化試合ではオーストラリア・スーパーラグビーチームとの対戦が予定されており、世界レベルの戦いに挑む。
ファンへのメッセージ
テファレは『スタジアムで応援してくれる方々の声が最大のエネルギー』と熱く語り、北村は『優勝トロフィーを静岡の街に持ち帰る』と宣言。新たな歴史を刻むべく、ブルーレヴズの挑戦が始まった。