ラグビー日本代表候補が菅平合宿で強化!2025年リポビタンDチャレンジカップに向けて
2025年リポビタンDチャレンジカップに向けて、ラグビー日本代表候補選手が菅平高原で合宿を実施。エディー・ジョーンズHCの指導のもと、代表選考に向けた強化が進む。


2025年6月3日、日本ラグビー協会は、長野県上田市の菅平高原で行われる15人制男子トレーニングスコッド菅平合宿の参加メンバー37名(FW20名、BK17名)を発表しました。この合宿は6月4日(水)から11日(水)まで実施され、6月28日(土)に行われる「リポビタンDチャレンジカップ2025 JAPAN XV vs.マオリ・オールブラックス」のJAPAN XV試合登録メンバー選出対象選手を選考する重要な場となります。
合宿期間中、6月7日(土)の午前中には一般公開トレーニングが予定されており、午後には長野県内のラグビースクールの小学生を対象としたクリニックが行われます。これにより、次世代のラグビー選手育成にも力を入れています。
エディー・ジョーンズHCは、今年1月から積極的に活動を開始。2月から大学生を招集して合宿を繰り返し、4月にはU23日本代表を編成してオーストラリア遠征を敢行しました。さらに5月には大分で合宿を行い、オーストラリア遠征に参加した大学生やシーズンが早く終わったリーグワンの7~10位チームの選手を中心に45名を招集。ニュージーランド学生代表(◯78-21、◯30-21)、ホンコン・チャイナ代表(◯64-21)と対戦し、3連勝を飾りました。
ジョーンズHCは「5月の3試合はもちろん、勝ちを狙っていくがセレクションマッチだ」と断言しており、5月の『JAPAN XV』から今回のトレーニングスコッドには、22名(FW12名、BK10名)が引き続き選出されました。
主な参加選手としては、ゲームキャプテンを務めたSO中楠一期、PR津村大志、FB伊藤耕太郎、WTBメイン平(いずれもリコーブラックラムズ東京)が挙げられます。また、FWの中軸だったLOエピネリ・ウルイヴァイティと吉田京、中盤の要だったCTBチャーリー・ローレンス(いずれも三菱重工相模原ダイナボアーズ)、トヨタヴェルブリッツのFL奥井章仁、FL青木惠斗、SO小村真也らが5月に続いて、日本代表活動に参加します。
この合宿を通じて、日本代表の強化と選考がさらに進むことが期待されます。