2025年7月1日、新横綱大の里が名古屋場所に向けて本格的な稽古を開始しました。愛知県安城市の二所ノ関部屋で行われた稽古では、基礎運動に続いて、西幕下7枚目に番付を上げた花の海と10番相撲を取った。

大の里は、相手の押しを受け止めてから右上手を引いて寄り切ったり、左からの押っつけで相手を浮かせて押し出したりするなど、巧みな技を駆使して8勝2敗の好成績を収めました。約1週間ぶりの相撲稽古だったことから、「なまっていた分、しっかりと基礎運動を行い、どっしり構えて攻めようと思った」と稽古の狙いを語りました。

午後には力士会に参加し、夏場所の優勝力士として愛知県の大村秀章知事と名古屋市の広沢一郎市長を表敬訪問。名古屋場所に向けての意気込みを伝えました。

名古屋場所は7月13日にIGアリーナで初日を迎えます。新横綱として初めて臨む大舞台で、大の里がどのような活躍を見せるか、ファンの期待が高まっています。