波乱の展開

大相撲名古屋場所の十二日目、前頭八枚目・一山本と新横綱・大の里の一番は、物言いや取り直しを経て大の里が3敗を死守するという波乱の展開となった。一山本は自身2つ目の金星を逃し、悔しさを露わにした。

一山本の悔しさ

一度目の立ち合いでは、一山本が大の里を押し出し、行司軍配は一山本に上がった。しかし、物言いがつき、取り直しに。二度目の取組では、大の里が一山本の突き押しをかわし、一気に押し出した。直後、一山本は天を仰ぎ悔しそうな表情を見せ、ファンからは「一山本いい顔！」「泣いちゃうわ」といった声が上がった。

大の里の死守

大の里は3敗を死守し、一山本は3敗に後退。これにより、名古屋場所は二敗の安青錦と琴勝峰、三敗の大の里、一山本、熱海富士、草野の4人が並ぶ大混戦となった。十三日以降の賜杯の行方から目が離せない状況だ。

ファンの反応

一山本の悔しさを表す表情に、ファンは「これは惜しい」「泣いちゃうわ」と反響。普段の明るいキャラクターとは異なる一山本の姿に、多くのファンが心を動かされた。

今後の展望

名古屋場所はますます熱を帯び、十三日以降の取組が注目される。大の里の連勝が続くのか、一山本が巻き返すのか、熱い戦いが続く。