リーチ・マイケル主将が率いるBL東京、伝統の「飲みニケーション」でチームの絆を強化
BL東京のリーチ・マイケル主将が、伝統の「飲みニケーション」を通じてチームの絆を強化し、リーグワンでの連覇を目指すストーリー。

リーチ・マイケル主将のリーダーシップ
昨季王者でレギュラーシーズン1位のBL東京(旧東芝)が、同3位の東京ベイ(旧クボタ)を18―13で下して4季目のリーグワンで初の2連覇を達成した。連覇は前身のトップリーグ(TL)時代の2009~10年シーズン以来15季ぶりで史上最多の3度目。RS1位のチームが優勝するのは初めて。右手骨折のSOリッチー・モウンガがトライとPGを決める活躍で、36歳のNO8リーチ・マイケル主将が引っ張る“狼軍団”が再び黄金期到来を告げるタイトルを手にした。
チームの絆を強化する「飲みニケーション」
日本出身選手と海外出身選手の絆の強化に、リーチが一肌脱ぐことは珍しくない。今季リーグの休暇期間中、BKコリンズ(31)やWTB森勇登らロッカーが近い8人を誘って山梨でテントサウナを楽しんだ。チームには出身校、入団年別など小さなグループがあり、韓国出身選手のグループもあるが「それは僕が会長をやっていて」とリーチ。「要は、飲みに行く機会を(つくるため)」と笑う。
旧東芝時代からの伝統
旧東芝時代から「飲みニケーション」はチームの伝統。午前練習が終われば、行きつけの定食屋で食卓を囲む。ワンチームを育む文化は「それは僕だけじゃなくて、東芝というチームがそういうチームなので」と言うリーチ。自然な振る舞いが、リーダーとして人を惹きつける。
今後の展望
BL東京は、リーチ・マイケル主将のリーダーシップとチームの絆を武器に、今シーズンもリーグワンでの連覇を目指している。チームの結束力と伝統の「飲みニケーション」が、彼らの成功の鍵となっている。