向井昭吾ヘッドコーチ退団と花園ラグビーの未来展望
花園ラグビーの向井昭吾ヘッドコーチが家庭の事情により退団。チームの未来と若手選手の成長に期待。

花園ラグビーチームは2025年6月3日、向井昭吾ヘッドコーチ(HC)の退任を発表しました。向井HCは2023-24年シーズンから2シーズンにわたりチームを指揮してきましたが、家庭の事情により退団することを明らかにしました。
向井HCの功績とチームの現状
向井HCは元日本代表監督として、花園チームの強化と日本代表選手の育成に尽力してきました。特に、以下の3つの目標を掲げてチーム作りに励んできました。
- ライナーズを強くする
- 日本代表を1人でも多く輩出する
- ダンディな人を創る
昨シーズン、花園は1部から2部に降格し、今シーズンはレギュラーシーズン2位で臨んだものの、1部11位の三重との入替戦で2連敗し、1年での1部復帰はなりませんでした。
コーチ陣とスタッフの退団
向井HCのほか、元オーストラリア代表NO・8でトンガ代表HCを務めたトウタイ・ケフFWコーチ(51)らコーチ3人、スタッフ5人も退団します。
向井HCのコメント
向井HCはチームを通じて以下のコメントを発表しました。
「3年間という期間を頂きチーム作りをして参りましたが、今回志半ばでチームを去るというのは心苦しい判断でしたが、家庭の事情によりチームを離れる事になりました。チームに合流したおり、1.ライナーズを強くする 2.日本代表を1人でも多く輩出する 3.ダンディな人を創るという志でチーム作りに励んでまいりました。この方向性についてはライナーズとして間違っていないと信じております。現在、ライナーズは若い選手が多くチームは発展途上です。ライナーズはこれからもっともっと強くなると信じています。ファンの皆さまや関係者の方々にはどの試合にも寄り添って叱咤激励を頂き、その声は私たちチームの力になりました。私はこれでライナーズを去りますが、今後ともライナーズへのあたたかい声援を届けて頂けたら幸いです。最後に2年間という短い時間ではありましたが、本当にあたたかいご支援、ご声援をありがとうございました。」
今後の展望
花園ラグビーチームは若手選手が多く、今後の成長が期待されています。ファンや関係者の皆様のご支援を頂きながら、チームは更なる強化を目指していきます。