2025年関東大学春季ラグビー大会:帝京大学対明治大学の頂上決戦
2025年関東大学春季ラグビー大会で、3戦全勝の帝京大学と明治大学が激突。真紅と紫紺のジャージーが織りなす熱戦をレポート。

3戦全勝の両校が激突
2025年の関東大学春季ラグビー大会で、3戦全勝を誇る帝京大学と明治大学がついに激突します。6月15日(日)、静岡県浜松市の遠州灘海浜公園球技場がその舞台となります。
帝京大学の戦績と反省
帝京大学は、大東文化大学戦(95-0)、東海大学戦(111-0)、東洋大学戦(66-13)と大会3連勝を達成しました。しかし、東洋大学戦では多くのミスがあったと相馬朋和監督が指摘しています。
「安易なヒューマンエラーが多く出たゲームでした。学生たちの中に『自分がなんとかしなければ』という気持ちが強く出てしまったことで、本来やるべき手順を怠り、それによって相手のプレッシャーをより大きくしてしまったのだと思います。」
明治大学との対戦に向けて
明治大学との対戦に向けて、帝京大学の新主将・CTB大町佳生は以下のようにコメントしています。
「プレッシャーを受けた時に自分たちのプレーの質が落ちてしまい、まだまだ完成には程遠いと気付かせてもらいました。」
先発メンバーの変更
帝京大学の先発メンバーは東洋大学戦から4名が替わり、ルーキーPR有賀啓悟(尾道高)、そして先発復帰の3年生PR森山飛翔、フランカーには4年生の榎宮良明が起用されます。バックス唯一の変更は2年生CTB佐藤楓斗です。
ゲームキャプテン
CTB大町主将は控えとなり、ゲームキャプテンはFL河村ノエル(4年)が務めます。ハーフ団は引き続きSH武智成翔、SO本橋尭也です。フルバックは今大会で主力として起用されているルーキー吉田琉生です。
今後の展望
帝京大学と明治大学の対戦は、今後の関東大学春季大会の行方を左右する重要な一戦となります。両校の熱戦に期待が集まります。