大谷翔平、登板翌日の打撃不振に苦戦も前進への一歩を確認
大谷翔平が登板翌日の試合で打撃不振に苦戦するも、完全復活への一歩を確認。MLBでの活躍に期待が高まる。

大谷翔平、登板翌日の打撃不振に苦戦
大谷翔平投手(31)は6日(日本時間7日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場したが、3打席目までフライアウト3つで快音なしに終わった。初回の第1打席は中飛に倒れ、同点の5回2死走者なしの3打席目も三飛に終わった。
アストロズの先発投手ライアン・グスト
アストロズの先発はライアン・グスト投手(26)。今季メジャーデビューした右腕で、この日が19試合目の登板(うち先発12)だった。試合前の時点で5勝3敗、防御率4.90で、大谷は初対戦だった。初回先頭の1打席目は直球に反応したが、打球角度53度と上がりすぎて中飛に倒れた。1―1で同点の3回先頭は初球に反応もまたしても打球角度51度で右飛だった。
前日の登板での活躍
前日5日(同6日)の本拠地・アストロズ戦では、大谷は今季4度目の登板。2回で今季最多31球を投げて1安打無失点で、2回には3者連続三振を奪った。最速は100.9マイル(約162.4キロ)をマーク。先発投手としての完全復活へ向けて、また一歩前進した。
打撃での反省と今後の展望
打撃では、前日の5打席目に14打席ぶりの安打となる右前安打。今季ワーストの13打席連続安打なしというトンネルを抜け「最近ではそんなにいい打席を送れていないので、それはまずひとつ反省点。少しの感覚の違いですぐに(状態が)戻ってきたりはするので、そこは練習で養っていくしかない」と前を向いていた。
これまで4度登板したが、登板翌日に試合があった2度はいずれも4打数無安打と快音は響かなかった。しかし、大谷は完全復活への一歩を確実に踏み出している。