【ラグビー】大正製薬協賛25周年記念対談:歴代日本代表主将が語る感謝と未来への期待
大正製薬の日本代表協賛25周年を記念し、歴代主将が感謝と未来への期待を語る特別対談。

大正製薬協賛25周年記念対談
大正製薬が日本ラグビー代表を支援してから25年を迎えたことを記念し、歴代主将である箕内拓郎氏、菊谷崇氏、廣瀬俊朗氏が特別対談に参加しました。
箕内拓郎氏の思い
箕内氏は2002年5月19日のロシア戦で代表初キャップを獲得し、いきなり主将に抜擢されました。「ファーストキャップからですからね。時代を感じます。いろいろな人のご尽力でこういう形になったんでしょうけれど、結果が出ていない日本代表へのサポートに感謝しかないし、申し訳ないと思っていました。サポートをしていただいて、今がある」と語りました。
菊谷崇氏の回想
菊谷氏は2005年11月5日のスペイン戦で初キャップを獲得し、2008年から主将を務めました。「僕は胸に『リポビタンD』と入っているジャージーを着ることが目標でした。主将になってからは、国内で相手を呼んでのテストマッチにトロフィーがある。掲げないと申し訳ない気持ちがありました」と懐かしそうに振り返りました。
廣瀬俊朗氏の感慨
廣瀬氏は2007年4月29日の香港戦で初キャップを獲得し、2012年から主将を務めました。「(ジャージーの胸にリポビタンDが)当たり前のような感じでした。ないことを経験したことがない。他の国は(ジャージーの胸が)結構変わるのに、勝てない時を含めて25年と考えたら、あらためてすごいことだと思います」と力を込めました。
今後の試合への期待
2025年夏の代表活動として、6月28日のマオリ・オールブラックス戦、7月5日と12日のウェールズ戦が「リポビタンDチャレンジカップ2025」として開催されます。箕内氏は「『こういう戦い方をして勝っていくんだ』というイメージを見せてもらえれば」と後輩たちの健闘を願い、菊谷氏は「日本代表として、テストマッチには勝たないといけない。泥くさく、1点でもいいから、どれだけ勝てるか。勝ちに貪欲にプレーしているか、注目してもらえればいいと思います」とファンに呼びかけました。
廣瀬氏は2019年W杯日本大会でウェールズの事前キャンプ地となった北九州市の“おもてなし”にも着目しました。「あそこで日本とウェールズが戦うのは、すごくいい。北九州はウェールズ推しで、すごく盛り上がっています。神戸も阪神・淡路大震災から30年の節目の年。歴史的なことも踏まえて戦っていくのは、すごく大切だと思います」と盛況を願いました。