角田裕毅のF1キャリア終焉?米メディアが予測する永久引退の可能性
米メディアが角田裕毅のF1キャリア終了を予測。レッドブルとの契約終了後、再びF1の舞台に戻ることは難しいと見られている。

角田裕毅のF1キャリアに暗雲
米メディア「ビヨンドザフラッグ」は、レッドブルのドライバー角田裕毅(25)が2025年シーズン末にF1から永久に引退する可能性があると報じた。角田はレッドブルとの契約が今季までとなっており、来季の去就が注目されている。
厳しい現実
「F1が2025年シーズンの終わりに近づくにつれ、角田は(セルジオ)ペレスや(リアム)ローソンと同様の運命をたどる可能性が高まっている」と同メディアは指摘。新任のチーム代表ローラン・メキースから高い評価を得ているにもかかわらず、角田が26年にフルタイムのF1シートを確保するのは困難だと予想している。
有望株の台頭
その理由は、角田よりも年下の有望株が次々と台頭しているからだ。「角田が来年シートを失った場合、リザーブドライバーになる可能性もある。しかし、多くのドライバーが2026年末に契約満了を迎えるため、27年に向けて状況はそれほど楽にはならないだろう」と続ける。
キャリアの評価
「角田にとって最大の懸念は、5年間のキャリアの中で目立った活躍がほとんどないことだ。レーシングブルズ在籍中に彼が何度もポイントを獲得したことは、少なくともチームの観点から言えば、他の新進気鋭のドライバーにも再現可能な結果だ」と角田の実力では、継続参戦は厳しいとみる。
未来の展望
「F2とF3には、才能豊かなドライバーが多数存在することから、27年シーズンは今年の(ルーキー)6人組のように、再び大規模なルーキークラスが誕生すると予想される。その結果、角田は見落とされる可能性が高く、これらのルーキードライバーは角田と同等かそれ以上の成績を残せるだけでなく、より大きなポテンシャルを秘めていると考えられている」と有望数が豊富なため、再び角田がF1で走ることはまずないという厳しい今後を主張した。
今後の期待
角田にはなんとか厳しい見立てを払拭する快走を、今季残りのグランプリで期待したいところだが…。